釧路方面本部総合庁舎整備/民活導入で対話調査/道警 9月12日まで参加受付 | 建設通信新聞Digital

8月27日 水曜日

行政

釧路方面本部総合庁舎整備/民活導入で対話調査/道警 9月12日まで参加受付

 北海道警察本部は、釧路方面本部総合庁舎整備に関する民間活力導入可能性に向けたサウンディング(対話)調査を実施する。参加申し込みを9月12日まで受け付ける。アンケート調査票の提出期限は同月19日。
 釧路方面本部(黒金町10丁目5―1)は、建設から54年がたち、施設の老朽化・狭あい化が進んでいる。ロビーや駐車場の混雑、プライバシーの確保など、来庁者の利用に課題が生じている。
 また、千島海溝沿い地震の発生が懸念される中で、耐震性に課題を抱えるだけでなく、津波による被害のリスクも指摘されている。
 こうした状況を踏まえ、庁舎の利便性向上と防災機能の強化を目的として、愛国191―5752への移転を予定している。庁舎の建設に当たっては、民間資金の活用を含む事業手法全般について調査・検討している。
 サウンディング調査は、官民連携手法活用の可能性を検討するため、民間事業者からの事業条件や費用に関する意見を把握することを目的とする。
 主な調査項目は、建設・維持管理費用、民活手法の場合のコスト削減効果、工事スケジュール、事業方式による参加意向の4点。
 参加資格は、施設の整備・管理運営に関心のある法人、グループとする。