11月7日から受付/陸上競技場整備DB/呉市 | 建設通信新聞Digital

10月6日 月曜日

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11月7日から受付/陸上競技場整備DB/呉市

 広島県呉市は26日、設計・施工一括DB方式を導入する「呉市陸上競技場整備事業」の公募型プロポーザル実施要領を公表した。参加表明書は11月7日から14日まで、文化スポーツ部スポーツ振興課で受け付ける。同月26日に参加要件等確認結果を通知し、2026年1月13日から19日の期限で提案書の提出を求める。2月中旬に予定しているプレゼンテーション・ヒアリングで優先交渉権者を特定する。
 参加資格は、設計(土木・建築)、土木工事(上水道管移設を含む)、建築工事、工事監理の各企業で構成するグループ。個別の要件は、設計と工事監理が土木関係建設コンサルタント業務の「都市計画および地方計画」、建築関係建設コンサルタント業務の「建築一般」の登録、施工面積1万㎡以上のスポーツ施設(400mトラックを持つ陸上競技を主とする施設)、野球場・ソフトボール場(固定のバックネットを持つ)、球技場(サッカー、ラグビーなど)、多目的運動場、公園のいずれかの基本設計または実施設計の実績など、土木工事が土木一式工事A等級、設計と同条件の土木工事を行った実績など、建築工事が建築一式工事A等級、SRC、RC、S造、延べ1000㎡以上の建築施工実績など。事業の上限価格は31億円(税込み)に設定している。
 業務範囲は、事前調査、設計(土木・建築)、土木工事、建築工事、上水道管の移設(土木)、什器・備品等の設置支援、中間・竣工検査と引き渡し、工事監理(土木・建築)、各種許認可申請等の手続き、陸上競技場の公認取得申請支援など。履行期間は29年2月末まで。
 建設地は同市幸町地内の敷地約6万2400㎡。整備施設は、トラック(全天候舗装)400m×8レーン(日本陸連第3種公認)、フィールド(天然芝)105×68m、サブトラック100m(直走路)、観客席1000席、芝スタンド、その他付属施設(ウオーミングアップスペース、多目的グラウンド、事務室、写真判定室、会議室、放送室、医務室、更衣室、シャワー室、夜間照明など)。