参加申請10月31日まで/火薬庫新設など2件/近畿中部防衛 | 建設通信新聞Digital

10月7日 火曜日

関西

参加申請10月31日まで/火薬庫新設など2件/近畿中部防衛

 近畿中部防衛局は1日、「祝園(7)火薬庫新設土木工事」と「祝園(7)火薬庫新設等土木その他工事(その3)」の一般競争入札を公告した。2件の参加申請は31日まで電子入札システムで受け付け、2026年1月6日に開札する。
 2件の参加資格は単体か2、3社JV。単体とJVの代表者は「土木一式工事」の経営事項審査数値が1200点以上。2010年度以降に内空断面積180㎡以上の現場打ちボックスカルバートを新設した工事の実績も求める。
 祝園(7)火薬庫新設土木工事では、地上覆土式の火薬庫1棟の新設と造成工事を実施する。使用する主な資機材はコンクリート1万6000m3、鉄筋3900t。工期は28年12月15日まで。
 祝園(7)火薬庫新設等土木その他工事(その3)の概要は、地上覆土式の火薬庫新設1棟、機械室新設1棟、電気設備工事、機械設備工事。資機材量はコンクリート1万6000m3、鉄筋3900t。工期は28年6月30日まで。
 2件の工事場所は京都府精華町。
 防衛省は、「防衛力整備計画」に基づき、製造量に見合う火薬庫の確保を進めており、祝園分屯地で火薬庫の整備事業を進めている。事業では、火薬庫8棟のほか、整備場、倉庫などを新設し、隊庁舎を建て替える。