27年度に権変認可/28年の施設着工目指す/大宮駅西口第3-A・D再開発 | 建設通信新聞Digital

11月26日 水曜日

関東・甲信越

27年度に権変認可/28年の施設着工目指す/大宮駅西口第3-A・D再開発

 JR大宮駅近くで再開発を計画する大宮駅西口第3-A・D地区市街地再開発組合(小川雅良理事長)は、事業計画のスケジュール見直しを進めている。2027年度の権利変換計画認可を経て、28年の施設着工を目指す。
 現在、建設費の高騰を受け、設計を含む事業費を精査しているほか、施設計画も再検討している。当初計画では、23年度の権利変換計画認可を経て、24年5月の着工、27年8月の竣工を予定していたが、大幅にスケジュールを変更する見通しだ。
 22年3月時点では、S一部RC造地下2階地上27階建て延べ4万5142㎡の住宅棟、同造地下2階地上21階建て延べ3万9994㎡の業務棟を建設する予定だった。住戸数は約230戸を想定。単身者やシニア、ファミリータイプなど多様な層向けとしている。
 総事業費のうち、調査設計計画費に22億4500万円、工事費に375億9900万円を見込んでいた。
 参加組合員は東京建物、中央日本土地建物、大和ハウス工業。
 事業協力者は清水建設で、総合コンサルタントを佐藤総合計画が担当している。