ジオプランナーズを特定/IC周辺産業用地事業化検討パートナー/まちづくり協と匝瑳市 | 建設通信新聞Digital

10月11日 土曜日

関東・甲信越

ジオプランナーズを特定/IC周辺産業用地事業化検討パートナー/まちづくり協と匝瑳市

 千葉県匝瑳市の銚子連絡道路(横芝光~匝瑳)匝瑳IC付近の地権者らで構成する匝瑳IC周辺まちづくり協議会と匝瑳市は、事業化検討パートナーを公募型プロポーザル方式で募集した結果、ジオプランナーズ(神戸市)を優先交渉権者に特定した。11月にも総会を開き、覚書を締結する。
 業務内容は、事業計画の作成、事業手法や造成後の土地活用の検討、地権者の合意形成、企業誘致など。
 2026年度に農業振興地域除外や都市計画変更の手続きを進め、27年度に産業用地の造成に着手する。
 計画地は、23年度末に開業した匝瑳IC周辺の敷地約16ha。26年度には銚子連絡道路が接続する圏央道(大栄~松尾横芝)の開通も予定されており、広域的な幹線道路ネットワークの整備進展が見込まれる。市は産業団地の整備により、企業誘致に伴う雇用創出や税収の増加、農林水産業の振興、新たなにぎわい創出による人口増加や人口流出の抑制、地元企業と連携した地場産業の発展につなげたい考えだ。
 市がゼネコンやデベロッパーなどの開発事業者や進出企業を対象に実施した民間企業への関心表明では、 「賛同する・ 条件が合えば賛同する」との回答が多く挙がっていた。
 匝瑳市産業用地候補地検討調査業務と匝瑳市産業用地事業化推進支援業務は、ともに千代田コンサルタントが担当した。