１０月に入り、だんだんと暑さも和らいできた。暑さに苦しめられた今夏だったが、別れとなると寂しさが湧く。思い出を振り返っていると、住んでいる地域では雨が極端に少なかったことに気付いた◆今年はたまたま雨が少なかった可能性もあるが、どうしても気候変動の影響を考えてしまう。生活に直結する水不足の危機がちらつき、肌身をもって恐ろしさを感じられる時代がやってきてしまった◆環境問題に対して個人でもできることはある。筆者はエアコンの温度を２８度にするなどできる範囲で対策していたが、何か新しいことを始めたいと思い、環境保護団体に少額ながらも募金を始めた◆悪化する環境問題は生活により一層影を落とすだろう。対策を企業や行政任せにせず、個人でもできる努力をする必要があるのではないか。