風波・ある読者から「建設産業の貢献度合いはもはや『下支え』の範疇(はんちゅう)ではない… | 建設通信新聞Digital

11月25日 火曜日

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風波・ある読者から「建設産業の貢献度合いはもはや『下支え』の範疇(はんちゅう)ではない…

風波
 ある読者から「建設産業の貢献度合いはもはや『下支え』の範疇(はんちゅう)ではない。『支えている』に統一すべきでは」との指摘を受けた◆下支えに内在する慎ましさには業界が玉条している美徳を感じるものの、防災・減災、国土強靱化、地域経営の在り方といった社会課題に対する存在感が増すにつれ、縁の下でひっそりと尽力するという印象が薄れてきているのは確かだ◆裏を返せば、持続的発展への好機が訪れているとも言える。それを確固たるものにするためには、国民理解の深まりが不可欠であり、伝え方への細かなこだわりが一助となることに改めて気付かされた◆記者としての思慮不足を反省しつつも、より適した表現を模索して地道に積み重ねていくことが、業界の意義を正確に発信する支えになっていく。