近く提案競技を公告/大高緑地の将来構想/愛知県 | 建設通信新聞Digital

10月30日 木曜日

中部・北陸

近く提案競技を公告/大高緑地の将来構想/愛知県

 愛知県は、大高緑地のリニューアルに向けた将来構想を検討する。近く検討業務委託の公募型プロポーザルを公告する予定だ。24日に公表した2025年度第3回公共事業発注見通しによると、第4四半期に契約する。履行期間は約14カ月。
 大高緑地は1963年に供用した。名古屋市緑区にあり、敷地面積は121.2ha。リニューアルに当たっては、プール跡地などの未整備区域を有効活用し、新たな魅力を創造する。
 22年度に同跡地などの利活用事業者を公募したものの、応募登録事業者が辞退して不調になった。公募では、Park-PFI(公募設置管理制度)を採用し、遊戯施設、運動施設、教養施設、便益施設のうち1種類以上の整備を必須としていた。
 緑地内には、動く恐竜模型があるテーマパーク「ディノアドベンチャー名古屋」や交通公園、野球場、多目的広場、デイキャンプ場などがある。