国土交通省と農林水産省、2027年国際園芸博覧会協会(筒井義信会長)は2日、2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO2027)の会場内に設ける日本政府出展展示施設の新設や造園の起工式を横浜市瀬谷区瀬谷町の現地で開いた。高市早苗首相をはじめ関係閣僚や国会議員、神奈川県内市町村の首長、園芸博関係者ら約120人が出席。自然の多様な機能を生かした日本の技術を紹介し、地球規模の環境問題への解決策を示す展示施設の無事完成を祈念した。
=1面参照
園芸博担当相を兼務する金子恭之国交相は「流域の水環境や生物多様性に配慮しつつ伝統的な造園技術を用いて、建築と一体となった美しい景観をご覧いただけるよう準備を進める」と力を込めた。
筒井会長も「地球環境と共に歩む持続可能なグリーン社会の実現に向けた博覧会となるように全力で開催に取り組んでいく」と決意を述べた。
高市首相は「地球環境の限界がわれわれの生活に大きな影響を及ぼしている。この問題に真正面から向き合い、日本が世界に向けて持続可能な社会の実現に貢献する姿勢を示す場として、この博覧会では『幸せを創る明日の風景』をテーマに掲げた。政府出展はその中核となる展示だ。国内外の来場者にとって心に残る博覧会になるよう力を尽くす」と誓った。
施設の説明後、施工者を含む関係者で鍬(くわ)入れを行った。
政府出展では出展区画として最大となる2.5haに、既存の樹木や在来の植物を活用し流域治水やグリーンインフラの考えを反映した「令和日本の庭」をつくる。展示施設は、西側建物(木造平屋建て約2100㎡)と東側建物(木造平屋建て約1500㎡)で構成。日本の自然観を再考する展示とし、自然共生の考え方を生かした技術を紹介する。基本・実施設計業務は日本工営都市空間・昭和設計JV。施工はコーナン建設が担当する。
博覧会は27年3月19日に開幕し、9月26日まで開く。
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園芸博担当相を兼務する金子恭之国交相は「流域の水環境や生物多様性に配慮しつつ伝統的な造園技術を用いて、建築と一体となった美しい景観をご覧いただけるよう準備を進める」と力を込めた。
筒井会長も「地球環境と共に歩む持続可能なグリーン社会の実現に向けた博覧会となるように全力で開催に取り組んでいく」と決意を述べた。
高市首相は「地球環境の限界がわれわれの生活に大きな影響を及ぼしている。この問題に真正面から向き合い、日本が世界に向けて持続可能な社会の実現に貢献する姿勢を示す場として、この博覧会では『幸せを創る明日の風景』をテーマに掲げた。政府出展はその中核となる展示だ。国内外の来場者にとって心に残る博覧会になるよう力を尽くす」と誓った。
施設の説明後、施工者を含む関係者で鍬(くわ)入れを行った。
政府出展では出展区画として最大となる2.5haに、既存の樹木や在来の植物を活用し流域治水やグリーンインフラの考えを反映した「令和日本の庭」をつくる。展示施設は、西側建物(木造平屋建て約2100㎡)と東側建物(木造平屋建て約1500㎡)で構成。日本の自然観を再考する展示とし、自然共生の考え方を生かした技術を紹介する。基本・実施設計業務は日本工営都市空間・昭和設計JV。施工はコーナン建設が担当する。
博覧会は27年3月19日に開幕し、9月26日まで開く。














