山梨県は、甲府市、甲斐市、中央市、昭和町にまたがる鎌田川流域を対象とする「流域治水対策アクションプラン素案」をまとめた。甲府観測所で観測史上最大となった2000年9月降雨(24時間降水量294mm)と同規模の雨量に対応できるよう、鎌田川と支川の神明川、渋川の河川改修を進め、流下能力を1990年時点の毎秒65m3から毎秒290m3に向上させる。リニア中央新幹線新駅周辺エリアの開発を見据え、流出抑制施設整備も検討する。
鎌田川流域は、釜無川、笛吹川、荒川に囲まれた区域(面積28.92km2)とする。計画期間はおおむね10年とし、それ以降も施策を継続する。
素案によると、鎌田川では支川との合流部を改修する。具体的には、鎌田川の支川である渋川、神明川、山王川との合流点に樋門を整備する。流川との合流点は、鎌田川に安全に合流できるよう河川を改修する。渋川と神明川では、流下断面が不足している区間の詳細調査・設計を早期に進める。検討対象区間は、渋川が延長4400m、神明川が延長3900mとし、いずれも30年度までに詳細調査、設計を完了して工事着手する。
気候変動の影響による降雨量の増大を見据えた将来的な治水計画の見直しも国、県で検討する。
リニア中央新幹線新駅周辺エリアは、今後の開発に伴う流出量の増加に対応するため、排水路の改修や調整池の設置など流出抑制施設の整備を検討する。公共施設や民間施設での雨水貯留浸透施設の設置も促進する。
鎌田川流域は、釜無川、笛吹川、荒川に囲まれた区域(面積28.92km2)とする。計画期間はおおむね10年とし、それ以降も施策を継続する。
素案によると、鎌田川では支川との合流部を改修する。具体的には、鎌田川の支川である渋川、神明川、山王川との合流点に樋門を整備する。流川との合流点は、鎌田川に安全に合流できるよう河川を改修する。渋川と神明川では、流下断面が不足している区間の詳細調査・設計を早期に進める。検討対象区間は、渋川が延長4400m、神明川が延長3900mとし、いずれも30年度までに詳細調査、設計を完了して工事着手する。
気候変動の影響による降雨量の増大を見据えた将来的な治水計画の見直しも国、県で検討する。
リニア中央新幹線新駅周辺エリアは、今後の開発に伴う流出量の増加に対応するため、排水路の改修や調整池の設置など流出抑制施設の整備を検討する。公共施設や民間施設での雨水貯留浸透施設の設置も促進する。











