阪急阪神不動産は、東京都渋谷区にある「シャンブル幡ヶ谷」の土地と建物を取得した。マンションの建替え等の円滑化に関する法律で定められた「マンション敷地売却制度」を活用した事業で、首都圏では同社初の取り組みとなる。2月上旬から既存建物の解体工事に着手し、14階建ての賃貸マンションに建て替える方針だ。
既存建物の規模は、RC造地下1階地上7階建て塔屋1層延べ1828㎡。総戸数50戸の分譲マンションで、1978年11月に竣工した。京王新線幡ヶ谷駅から南西へ約250mの場所に立地し、北側で国道20号(甲州街道)に面している。
同マンションは2014年に耐震性不足が判明したが、余剰容積が確保できないことなどが影響し、建て替えの検討にデベロッパーが参画できない課題を抱えていた。そのため、住民が敷地を売却して分配金を受け取ることができ、住民の組合運営負担も軽減できる「マンション敷地売却制度」を活用することとなった。
同社は23年に事業協力者に選定された。区は25年4月にマンション敷地売却組合の設立、同年12月に分配金取得計画をそれぞれ認可した。
2月上旬からは、しま商事の施工で既存建物の解体に着手する。
建て替え後の賃貸マンションはRC造14階建て、52戸の規模になる。29年2月の完成を目指す。











