【阪急阪神不の複合施設開発、集合住宅名称は「ジオタワー大阪十三」】 | 建設通信新聞Digital

5月9日 木曜日

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【阪急阪神不の複合施設開発、集合住宅名称は「ジオタワー大阪十三」】

 阪急阪神不動産は、大阪市淀川区の「もと淀川区役所跡地」東側敷地で建設を進めている複合施設のうち、集合住宅の名称を「ジオタワー大阪十三」に決定した。秋ごろにマンションギャラリーを開設する予定だ。

イメージ図


 複合施設の規模はRC一部S造地下1階地上39階建て。S造地下1階地上6階建ての駐輪場棟も併設する。設計は鹿島、施工は鹿島・高松建設JVが担当し、2022年8月に着工している。竣工は26年4月を見込む。

 複合施設の1階にはスーパーマーケット、2階には大阪市と履正社がそれぞれ運営する図書館を設置するほか、保育や学童の施設も配置する。3階から39階は集合住宅(ジオタワー大阪十三)となる。

 集合住宅の戸数は712戸。構造には鹿島の先進技術「制御層制震構造『KaCLASS』」を採用する。高層部に制御層を設置することで、地震や長周期地震動に対しても安全性を十分確保できるとしている。

 環境には積極的に配慮し、敷地北側に地域の顔となる開放的で緑豊かな広場を設置。建物で高い断熱性能やLOW-E複層ガラス、LED照明、高効率エアコンの標準設置などにより、「ZEH-M Oriented(ゼッチ・マンション・オリエンテッド)」の性能を確保する計画だ。
 建設地は大阪市淀川区十三東1-21-3ほか。

 もと淀川区役所跡地の西側敷地では履正社が専門学校を設置する予定だ。24年1月竣工を目指し、高松建設が設計・施工を務めている。
 複合施設と駐車場、専門学校の総延床面積は9万1100㎡。



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