小田原市・足柄下地区協議会/可燃ごみ処理は日量240t/26年度に候補地選定着手 | 建設通信新聞Digital

2月12日 木曜日

関東・甲信越

小田原市・足柄下地区協議会/可燃ごみ処理は日量240t/26年度に候補地選定着手

 神奈川県小田原市、箱根町、真鶴町、湯河原町の1市3町で構成する「小田原市・足柄下地区ごみ処理広域化協議会」は、ごみ処理広域化基本構想案をまとめた。2035-40年度ごろを最終目標に、現行の2系統から1系統に施設を集約する。施設規模は、可燃ごみ処理施設が日量約240t、リサイクル施設が日量約49tを想定し、必要敷地面積は4ha以上とした。DBO(設計・建設・運営)方式の採用を前提に試算した概算事業費は約757億円。26年度から建設候補地の選定に着手し、27年度までに絞り込む予定だ。建設地選定後に基本計画の作成に着手する。
 協議会を構成する小田原市は、26年度予算案に候補地選定調査費などとして769万円を計上した。
 構想案によると、新施設の規模は、計画目標の中間年度である28年度のごみ搬入量推計を基に算出した。可燃ごみ処理施設の処理方式は、ストーカ式、流動床式、回転炉式の中から選定する。リサイクル施設では、不燃ごみや缶、びん、ペットボトル、プラスチックなどの資源ごみ、粗大ごみを処理する。
 概算事業費は、DBO方式で運営期間を20年間と想定し試算した。可燃ごみ処理施設は整備費が約348億円、運営費が244億円、リサイクル施設は整備費が97億円、運営費が68億円とした。
 建設地は、想定する可燃ごみ量を踏まえ、小田原市内が望ましいとしているが、3町を含めて適地を検討する方針だ。施設は、可燃ごみ処理施設とリサイクル施設の一体整備を想定しており、必要敷地面積は、可燃ごみ処理施設で3ha以上、リサイクル施設(ストックヤード含む)で1ha以上としている。
 既存施設は、25年度時点で小田原市清掃工場が稼働から46年、湯河原美化センターは28年以上経過しており、基幹改良事業などにより施設を継続利用している。