三重県伊賀市、名張市と京都府笠置町、南山城村の4市町村が設置する「伊賀市、名張市、笠置町及び南山城村ごみ処理広域化基本構想検討委員会」は、ごみ処理広域化基本構想案をまとめた。広域化メニューについては、実現の可能性がある組合設立と民間活用を検討対象とし、比較評価した。組合設立の詳細検討は2026年度以降のPFI等導入可能性調査で行う。
組合設立の場合は、26-28年度に基本計画・基本設計を進める。30年度から建設工事に着手し、34年度の稼働を見込んでいる。公設公営の場合は概算事業費が315億4600万円、DBO(設計・施工・運営)方式の場合は312億2200万円と試算した。
民間活用では、公民連携の場合は26年度内に処理事業者と協定を結び、27年度から処理事業者が環境影響評価や設計、建設工事に着手する。34年度までにごみ処理の委託を始める。外部委託の場合は26、27年度に基本計画・基本設計をまとめる。30年度から32年度にかけて建設する。33年度中のごみ処理委託を見込む。
日量処理能力は、ごみ処理施設が111.5t、リサイクル施設が32.8t。プラントメーカーへのアンケートなどから、可燃ごみの処理方式は焼却方式のストーカ式、流動床式と、燃料化方式のバイオガス+焼却の3案に絞った。
現在は、伊賀市北部地区をさくらリサイクルセンター(治田3547-13)、伊賀市南部地区と名張市全域を伊賀南部クリーンセンター(奥鹿野1990)が担っているが、いずれも34年3月に地元地域との操業協定の期限を迎える。笠置町と南山城村は、伊賀市内の民間施設にごみ処理を委託している。
