東京都国分寺市は、「国分寺駅南口駅前再整備基本方針(案)」を作成した。2025年度に実施した地形測量や利用者への意向調査などを踏まえ、利便性の向上や歩行者の安全確保、バリアフリー化を推進する。26年度に基本設計、27年度には詳細設計をまとめるとともに、両年度にかけて整備計画を策定する。28年度からの着工を目指す。
再整備のコンセプトは、「歴史・文化交流の拠点をつくる国分寺の玄関口」とし、四つの方向性を示した。第一に、広場西側を走る市道南115号を一方通行化し、交通の整流化を図る。第二に、都道からロータリーへの進入路を一本化することで車両動線を集約する。第三に、歩道の拡幅や広場空間の拡張を通して、バリアフリー化されたにぎわいある歩行者空間を整備する。第四に、市の地域密着型コミュニティーバス「ぶんバス」のバス停をロータリー内に移し、利用者の安全を確保する。
市は同案の策定に向けて、地元町会や商店会へのヒアリングなどを実施する方針だ。
同駅前広場は整備から数十年が経過し、施設の老朽化やバリアフリーなどの観点から再整備が喫緊の課題となっている。市は、土地を所有するJR東日本と協定などを締結し、維持管理を引き継いだ。26年度予算案には、再整備費として1500万円を計上している。
「国分寺駅南口駅前広場再整備設計案等検討業務委託」は、中央コンサルタンツが担当している。
