東京都千代田区で市街地再開発事業を計画中の九段南一丁目地区市街地再開発組合は、一部既存施設の解体工事に着手する。施工者はアサノ大成基礎エンジニアリング。3月内に着工し、9月末までの完了を目指す。
解体工事の名称は「ツカキスクエア九段下ビル解体工事」。
解体する建物の規模は、RC造地下1階地上3階建て延べ1177㎡。所在地は、九段南1-5-13の敷地519㎡。
再開発組合の組合員として住友不動産と日本郵政不動産、事業協力者として住友不動産が参画し、事業コンサルタントや基本設計は日建設計が担う。2025年11月に組合設立が認可された。26年度の権利変換計画認可、28年度の着工、33年度の完成を目指す。
駐車場などを含めた施設規模は、地下3階地上32階建て延べ約8万1260㎡。事務所、店舗、公共公益施設などで構成する。
施工地区は、九段南1の約0.6ha。地下鉄九段下駅と直結する重層的な駅前広場の整備による拠点形成や、歩行者空間の形成・内堀通り沿いの緑化による水とみどりの連続性の確保、広場を含む複合的機能の集積による防災面への寄与などを事業効果として期待している。
組合設立認可時点の総事業費は約932億円。内訳は、工事費731億5800万円、調査設計計画費24億3100万円、土地整備費28億0300万円、補償費71億9500万円。事務費などが75億8800万円となっている。
