大阪府茨木市は、2026年度から環境衛生センターの処理施設更新に向けた検討に着手する。同年度予算案には、整備方針検討業務の委託費を含む関係事業費1160万1000万円を計上した。業務委託のプロポーザルは新年度早々に公告する見込みだ。
整備方針には、現敷地内での整備の可否や処理能力などについて指針をまとめる。同年度中に策定する考えで、その後基本構想や基本計画、設計を経て35年度ごろに着工し、41年度からの稼働開始を目指している。
更新検討の対象となるのは、茨木市環境衛生センター(東野々宮町14-1)の第1工場(1999年稼働開始)第2工場(96年稼働開始)、特殊焼却設備(犬猫死体焼却炉)。第1工場は1999年稼働開始、第2工場は96年稼働開始で、2020年度から23年度に掛けて延命化改修を実施してきた。40年度には耐用年数を迎える想定だ。
第1、第2工場の処理方式は共に全連続高温溶融炉を採用し、稼働開始から30年程度が経過している。排ガス処理設備はバグフィルタ、乾式消石灰吹き込み方式、触媒脱硝方式。受け入れ供給設備はピットアンドクレーン。余熱は環境衛生センター内での電力利用や隣接するし尿処理施設への電力供給や電力会社への売電、蒸気による給湯も行っている。
処理能力は、第1工場が日量150t、第2工場が日量300t。
