松山市は、JR松山駅周辺に整備する多目的アリーナの事業者を2026年度に公募し、同年度内に選定する。27-28年度で基本・詳細設計をまとめ、29年度に着工する。30年度に完成し、翌31年度の供用開始を目指す。整備費は公設民営の場合、約200億円を見込む。市が公表した「松山駅周辺まちづくりプラン」で示した。
駅西側に建設するアリーナは、エンタメ、防災、交流の“三位一体拠点”とする。男子プロバスケットボールBリーグの最上位カテゴリーである「Bプレミア」基準を満たす5000席以上のメインアリーナ、練習やイベント時の物販スペースを想定したサブアリーナで構成する。整備費約200億円のうち、54億円は国の交付金・補助金で賄い、松山市と民間企業が73億円ずつ負担する。
駅の東西に、にぎわい施設を誘致するほか、マルシェが開催できる交流広場や駐車場も確保する。東側のにぎわい施設には伊予鉄道の路面電車を引き込むほか、立体道路制度を活用して1階部分にバスターミナルを整備するなど交通結節機能を強化する。2階以上は商業施設やこどもアミューズメント、ホテルなどを整備する。26年度に事業協力者、27年度に開発事業者を公募・選定する。28年度から設計に入り、31年度の着工を予定している。供用開始目標は33年度となる。
同プランは、官民連携によるまちづくりに向け、具体的な整備イメージや今後の進め方の指針となる。広域交通拠点と広域交流拠点が一体となったまちづくりをコンセプトに掲げた。
