静岡県伊東市は、「伊東港・伊東港海岸整備基本構想」をまとめた。同港白石地区から新井地区までの約2.6㎞の範囲を▽漁港・魚市場にぎわい▽観光交流▽観光レクリエーション▽海浜レクリエーション▽市街地--の5ゾーンに分け、求められる機能や整備の方向性などを示した。再整備により、中心市街地と連携して「港・海岸からの地域の再生・活性化」を目指す。
構想によると、5ゾーンのうち観光交流ゾーンは、検討している観光会館の移転を契機に観光ニーズに対応した機能を導入する。観光と水産業の連携を強化するため、滞在型ワーケーションやホテルといった宿泊機能、コンベンション機能などが必要とした。なぎさ公園の有効利用を通じた新たなにぎわいの創造など、民間活力導入も選択肢に入れて観光・にぎわいをけん引する新たな拠点をつくる。
漁港・魚市場にぎわいゾーンでは、民間活力の導入を視野にいれた市場施設の更新や遊休地の有効活用を進める。
海浜レクリエーションゾーンでは、県のオレンジビーチ周辺再整備を踏まえながら、新規離岸堤整備や砂浜の拡幅などを盛り込んだ。伊東駅から海岸までのシンボルロード設置も導入施設に挙げた。
観光レクリエーションゾーンは、埋立事業や市営プールの存続など政策課題の方向性を見極めながら、海岸部の広域的な防災機能強化などを適切に進める。グランピング施設やRVパーク、イベント広場などを整備する。
市街地ゾーンは伊東駅前再開発事業や、港・海岸と連携した市街地の活性化に向けてエリアマネジメントに取り組む。
