福島県会津坂下町は、2026年度第2四半期(7-9月)に新庁舎建設基本設計業務をプロポーザル方式で委託する予定だ。同時期に別途、造成基本設計を指名競争入札、建設CM(コンストラクションマネジメント)業務を随意契約する。履行期間は両設計がともに9カ月、CMは8カ月。26年度発注見通しで示した。
6月議会で基本計画案の承認を経て成案化後、それぞれ発注手続きを進める見通し。27年度に実施設計に着手し、27年度末までに着工する。29年度中の完成を目指している。
既存の役場本庁舎と増築棟となる北庁舎の老朽化・狭あい化が進み、防災拠点としての機能が果たせない状況となっているほか、東と南両分庁舎が町内に分散しているため、行政機能を集約した新庁舎を建設する。
規模は2階建て延べ約40000㎡を想定する。平面計画はL型で、両サイドに階段とトイレを配置した「サイドコア型庁舎」とする。構造は、必要な耐火性と耐久性を確保しつつ、優先的に県産材を活用する木質化・木造化を設計段階で検討する。全体事業費は41億3800万円(税込み、以下同)で、内訳は調査設計費が2億8000万円、建設費33億2900万円など。
事業実施に当たっては、設計・施工品質の確保やコスト縮減、地元経済活性化・地元企業の参画を考慮する。
建設地は、逆水50-1の旧坂下厚生総合病院跡地の一部約1.4ha。基本計画策定支援業務は県建築設計協同組合に委託している。
