五洋建設と東京大学は、浮体式洋上風力発電の施工合理化と運用高度化に関する研究を共同で推める。「浮体式洋上風力の施工・運用イノベーション社会連携研究部門」を同大浮体式洋上風力エネルギーと関連技術国際連携研究機構(UT―FloWIND)内に設置する契約を結んだ。科学的・体系的なアプローチと産業界の知見・技術を結集し、設計、施工、安定運用などに関する研究開発と高度人材育成を行う。
研究テーマは、▽日本近海の気象海象を考慮した施工全体の効率とレジリエンシー向上のシステムデザイン▽施工から運用までをトータルに考えた最適浮体設計▽日本近海の気象海象デジタルツインモデル構築――の三つ。五洋建設が組合員として参画する浮体式洋上風力建設システム技術研究組合(FLOWCON)の研究とも密接に関連しており、最先端の研究成果をいち早く、同社だけでなく産業界に還元することで、浮体式洋上風力発電の大量導入に向けた合理的な建設システムを確立する。
設置期間は5月1日から2031年3月31日までの約5年間を予定している。
