大林組は、熱中症の発生が集中する7、8月の現場での作業時間帯を午前7時から午後1時に変更する。気温やWBGT値(暑さ指数)が上昇する前の時間帯に作業を集中させることで、現場での熱中症リスクの低減を図る。全国の建設現場を対象に、条件が整った箇所から取り組みを始める。
同社はこれまでもWBGT値に基づく作業管理や休憩時間の確保、仮設空調設備の導入に加え、2025年度からは現場作業に従事する全ての関係者に対してファン付き作業服と暑熱下のリスクを検知して知らせるウエアラブルデバイスの着用を必須とするなど熱中症対策に取り組んできた。熱中症対策は技能者の生命・健康を守ることに加え、施工品質確保と安定した工事遂行にも直結することから、今回これらの対策と併せて作業時間帯に着目した新たな対策を導入することを決めた。
標準的な午前8時から午後5時までの作業時間を前倒しするとともに短縮。導入可否や運用は作業環境や内容などを踏まえて判断する。工程への影響が懸念される場合には比較的気温の低い時期に作業時間を延長するなど年間を通じた工程調整も行う。
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