北広島市は、「水道ビジョン・経営戦略」(計画期間=2026―35年度)をまとめた。50年後、100年後の水道の理想像を具体的に示す水道ビジョンと、それを実現するための経営計画である経営戦略を21年3月に改定・統合し、5年が経過したことから計画を見直し改定した。
改定のポイントは、▽Fビレッジ地区などの水需要の予測、石狩東部広域水道企業団の受水費増額など、最新の社会情勢の反映▽更新需要に備えた中長期的な経営計画の策定▽DX(デジタルトランスフォーメーション)推進による業務・経営改善▽直近の経営実績の反映――の4項目とした。
このうち、DX推進による業務・経営改善では、人工衛星やAI(人工知能)などを活用した漏水調査、RPA(業務自動化ツール)活用拡大、スマートメーターの導入拡大を盛り込んだ。
計画期間の施策には「安全」「強靱」「持続」の三つの観点から、具体的な取り組みを示した。新たな取り組みとして、安全はPFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)、PFOA(ペルフルオロオクタン酸)の水質調査、強靱は送水管の耐震化、持続は有収率の向上、DXとペーパーレス化の推進、グリーンボンドへの投資、施設のLED化を挙げている。
