北村山公立病院組合(管理者職務代理者・志布隆夫山形県村山市長)は、「北村山公立病院施設老朽化調査および対応方針検討支援業務」を条件付き一般競争入札した結果、890万円(税別)の伊藤喜三郎建築研究所に決めた。履行期限は2027年1月末。
同病院は、東根市と村山市、尾花沢市、大石田町でつくる一部事務組合が運営している。築後50年が経過した既存施設の老朽化に加え、法改正や施設基準の変更のほか、職場環境改善のため、新病院整備を計画していたが、財政上の課題などで一時中止を決めた。
計画再開の時期が不透明な状況において「いつまで・どの程度の規模で」維持すべきか、客観的根拠に基づく合理的な判断が求められている。
今回の調査では、厚生労働省が示す「医療施設に係るインフラ長寿命化計画(個別施設計画)策定のためのガイドライン」を踏まえた劣化診断や分析結果に基づき、対応方針の検討と策定を行う。
業務内容は、予備調査や建築、電機・機械設備、エレベーターなどの目視調査のほか、保全・改修・修繕履歴などの調査分析。さらに、その結果を反映し、緊急度を考慮した優先順位の提案などを含む短期修繕計画(1-5年)、年度別の概算工事費を算出する中長期保全計画(6-15年)の策定など。
規模は、RC造5階建て塔屋1層の東棟やRC造6階建て塔屋2層の西棟、RC一部S造のリハビリテーション棟ほか5棟と車庫を含めた総延べ2万3733㎡。場所は東根市温泉町2-15-1。
