アジア・パシフィック・ランド(APL)は、福岡県糸島市で計画する大規模データセンター(DC)の造成工事を進めている。施工はフジタが担当し、4月に着工した。2028年3月の造成完了を予定している。
総投資額3000億円超を見込む九州最大級の大規模DCを建設する。最大受電容量は300メガワットで、敷地内に6棟のDCを整備する。建設予定地は西九州自動車道・前原IC付近の約12万2000平方メートル。建物は、29年1月以降に順次稼働を開始し、2034年12月までに全6棟がフル稼働する見通しだ。
一方、北九州市では2棟のDC開発を並行して進めている。建物の着工は26年内を予定し、現在は若築建設が担当するスロープ新設工事や電力線の引き込み工事を先行して進めている。1棟目は糸島市と同様に29年の稼働開始を目指す。
同社が糸島市と北九州市の2拠点に分散して開発を行う背景には、「アベイラビリティーゾーン(AZ)」という冗長性の考え方がある。一定の範囲内で拠点を分散させることで、万が一の障害発生時にも別の拠点でシステムを維持できる体制を構築する。
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