大阪府藤井寺市は、病院跡地活用基本構想案を公表した。2033年度の供用開始を目標に、こども園や健康増進機能などを備えた複合施設を整備する。事業手法は未定だが、26年度内に基本計画を含む基本設計に着手する方針だ。
同市道明寺2-7-3にある市立藤井寺市民病院の跡地4170㎡と、南側にある道明寺南幼稚園(道明寺4―2―18)の敷地約1770㎡が事業の対象。病院施設を解体・撤去し「公私連携幼保連携型認定こども園」「子育て支援機能」「多世代交流機能」「健康増進機能」「防災拠点」などを備えた複合施設を整備する。
複合施設の規模は、4階建て延べ約4500㎡を想定。整備に当たってはDB+O(設計・建設+管理・運営)など民間活力の導入も検討する。概算事業費は約30億円。国の補助金や交付金の活用も検討する。28年度に着工、33年度の供用開始を目指す。基本構想策定支援業務は、トーマツが担当した。
藤井寺病院は施設の老朽化から当初建て替えを検討していたが医師不足などを背景に経営継続を断念、24年3月末に廃止された。市は同年度から、新たなにぎわい創出につながる跡地利用検討に着手した。

