福島県建築設計協同組合(鈴木宏幸理事長)は、会津坂下町から受託した町役場新庁舎基本設計業務の公募型プロポーザルを8月に公告する。組合員以外の設計事務所の参加も認め、県内をはじめ、東北や関東地方、新潟県から広く参加を募る考え。町と実績要件や審査日程などを協議しており、7月中に募集要領をまとめる予定だ。
町は6月26日、3490万円(税別)で同組合に業務委託した。履行期限は2027年3月31日。整備手法は従来方式で、27年度に実施設計に着手し、同年度末までの着工、29年度中の完成を目指している。
新役場庁舎は、老朽化などに伴う既存施設の建て替えに合わせて保健センターと災害対応機能を複合化する。
規模は庁舎と倉庫合わせて延べ約4300㎡を想定している。平面計画はL型で、両サイドに階段とトイレを配置した「サイドコア型庁舎」とする。構造は、必要な耐火性と耐久性を確保するほか、県産材を優先的に活用する木質化・木造化、環境性能はZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)Ready相当を検討している。
基本計画案によると、全体事業費は41億3800万円(税込み、以下同)で、内訳は調査設計費が2億8000万円、建設費33億2900万円など。同案は6月議会の承認を得たため、近く成案化する。基本計画策定支援業務も県建築設計協同組合に委託している。
建設地は、逆水50-1の旧坂下厚生総合病院跡地の一部約14ha。
