秋田県と秋田市、サッカーJ2に所属するブラウブリッツ秋田は17日、スタジアム整備に関する基本方針を策定した。建設地は秋田市八橋運動公園の第2球技場と健康広場で、Jリーグスタジアム基準や運営時の収益性を踏まえ、収容人員は5000人から1万人規模の範囲で決める。今後、県と市が共同で2026年度中に基本計画をまとめる。27年度から基本設計を進め、28年度中に実施設計を完了させて、着工する。31年8月の供用開始を目指す。設計費や調査費を含めた整備費は142億円を上限に設定している。
ブラウブリッツ秋田を中心とする民間資金の調達を前提に、県と市が共同で整備し、保有する。これを前提に国の交付金などの最大化を検討する。交付金などを除いた整備費の負担割合は民間資金が50%、県と市は25%ずつを基本とし、ふるさと納税による調達資金は、民間資金として取り扱う。
ブラウブリッツ秋田は、県内の経済団体などと連携し、設計などの着手までに約5億円、建設工事着手までに民間資金の負担額全額を調達。その確認後に県と市が共同整備に向けた事務手続きに着手する。
整備に伴う契約や交付金申請などの事務は市が担う。県は必要な人員を派遣する。事務費の負担割合は市と県それぞれ50%を基本とする。維持管理費はブラウブリッツ秋田による負担を基本に、公益性がある施設として県と市による負担の必要性も検討する。
基本計画の策定に当たっては、ブラウブリッツ秋田と協議するとともに、広く関係団体や県民・市民に意見を聞き、計画への反映に努める。
スタジアム整備の新設案と改修案を比較するため、25年度に秋田市が発注したスタジアム整備等検討支援業務は、梓設計が担当した。
