
五島育英会は、東京都世田谷区にある東京都市大学等々力中学校・高等学校の施設再整備事業に着手する。対象はA、B、D敷地の合計約1万7181平方メートルで、A敷地では南側に延べ6830平方メートルの新校舎を建設後、北側にある第一校舎を解体する。設計は東急建設が担当している。11月上旬よりB敷地から先行して整備を進め、2030年4月上旬の完了を目指す。
事業の名称は「(仮称)東京都市大学等々力中学校・高等学校施設整備事業」。A敷地(等々力8―68―1)1万1064平方メートルでは、南側に5階建て延べ6830平方メートル、高さ22メートルの新校舎を建設する。敷地南側に校舎を整備することで、隣接住宅への日影改善を図る。このほか、敷地北側の第一校舎跡地を活用して、グラウンドや駐車場、駐輪場などを整備する。存置する第二校舎などと合わせた延べ床面積は、1万6403平方メートルとなる。
A敷地の道路を挟んだ南側のB敷地(同8―69―3)5169平方メートルでは、既存グラウンドに防球ネットと人工芝を整備する。
さらに南側のD敷地(同8―69―18)948平方メートルには、平屋建て延べ332平方メートルの武道場兼弓道場を整備する。
工事は11月上旬に先行してB敷地から着手し、27年6月末の完了を目指す。その後、28年1月中旬にA敷地、29年4月上旬にはD敷地にそれぞれ着工し、A敷地を30年3月末、D敷地を同年4月上旬に完了する。
五島育英会は、26年度の事業計画書で、東京都市大学旧等々力キャンパス1・2号館敷地などを利用した施設整備計画の検討を進める方針を示していた。B敷地がこれに該当する。旧等々力キャンパスは、22年4月に都市生活学部と人間科学部が世田谷キャンパス(玉堤1―28―1)へ移転し、大学施設としての役割を終えていた。
