奥村組、ヤマソウ(横浜市)、横浜市下水道管理協同組合、ジャスト(横浜市)は、下水道管路の洗浄・点検・診断を一連の流れで効率的に実施できるスクリーニング調査手法を福島県いわき市内で実証した。
管路内の洗浄と撮影を同時に行う「ノズル付きカメラ」と、撮影した動画を展開画像化し、AIによる損傷候補の抽出から報告書作成までを支援するソフトウェア「スマカン」を組み合わせた。オンサイト(現地)での作業を削減するとともに、調査後の確認・整理作業を効率化できる。
従来の点検では、損傷箇所を正確に把握するため、管路内を洗浄し、堆積した土砂などを除去した後にカメラ調査を行っていた。洗浄とカメラ調査を2回の作業に分けて実施していましたが、今回の新技術では「ノズル付きカメラ」を用いて管路内の洗浄と管路内部状況の動画撮影を同時に行うことで、1回の作業で実施できる。また、カメラが管路の中央付近を安定して移動するため、撮影動画からゆがみの少ない展開画像を生成しやすいメリットもある。

