山形県村山市は、SANAA事務所に委託している「新・道の駅むらやま(仮称)建築設計業務基本設計」の概要を公表した。全体を包み込む大きな丸い屋根により、一体感を創出する施設の規模は、S造平屋建て4197㎡を想定。概算総事業費は41億5000万円と試算している。同事務所で引き続き実施設計を進め、2027年度の着工、29年度の供用開始を目指す。
98年に開業した既存施設の老朽化に伴い、JR村山駅西側に位置する楯岡字楯岡西の敷地約4.3haに移転・リニューアルする。
施設は、情報・休憩、地域振興などの機能で構成。計画によると、建物の中央に設ける中庭広場を囲むように、▽運営▽販売・飲食▽24時間--の3エリアを配置する。駐車場から広場や屋内施設への動線を緩やかにつなぎ、フラットなつくりで安全性を高めつつ、開放的な利用環境を形成する。また、屋根の下に軒下空間を設置し、天候に左右されず施設内を快適に回遊できる構成とする。
事業スキームはEOI(運営事業者先行決定)方式で、古窯ホールディングス(上山市)グループ会社のリードが運営会社となる。

