先日、大手ゼネコンと協力会社が主催する技能体験会と現場見学会を取材した。小中高生や大学生、一般の人など多数が参加し、ものづくりの楽しさや難しさを実感するのを目にした◆その取材中、作業員から突然、「危ないのでそこを歩かないでください」と注意された。辺りを見回すと、建設機械のアームが視界に入る。取材に集中するあまり、現場の危険区域内に足を踏み入れそうになっていた◆当然、建機のエンジンは止まり稼働していない。それでも細心の注意を払い、ルールの順守を徹底しているプロ意識の高さに感銘を受けた◆建設業の労働災害は長期的に見れば減少傾向にあるものの、全産業に占める割合は依然として高い。プロ意識が全国の現場でさらに向上し、安全行動の積み重ねで労災が減少することを願う。
