村田製作所は、人工知能(AI)需要の拡大を見据え、電子部品の積層セラミックコンデンサーの生産能力を増強するため、2026年度から5年間で総額約1兆円を投資する。事業規模を25年度の約9000億円から30年度には2倍以上に引き上げることを目指す。
同コンデンサーは同社の主力製品で、スマートフォンや、データセンサーのサーバーなどに使われる。生産能力は日本、東南アジア、中国で増強。国内では岡山県瀬戸内市に新生産棟を設ける。足元で拡大するデータセンター需要に対応するとともに、AIが多様な分野に展開される未来も視野に入れ、幅広い市場への供給能力を強化する。
