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【大規模な自然災害にも対応】西武鉄道が総合復旧訓練を実施 想像力を働かせた防災体制構築へ 

最終更新 | 2019/11/13 15:46

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 西武鉄道は12日、東京都東大和市の拝島線玉川上水車両基地で総合復旧訓練を実施した。大規模災害での事故を想定し、早期復旧や乗客の安全を最優先にした実践的な取り組み。西武建設が、災害状況を確認するドローン飛行で協力したほか、東京消防庁の北多摩西部消防署や、姉妹鉄道協定を結んでいる台湾鉄路管理局などが参加した。
 飯田則昭取締役常務執行役員鉄道本部長は「関連機関と連携して被害に対する適切な支援や、2次災害を引き起こさないことが重要だ。災害はいつ発生するかわからないため、この訓練で学んでほしい」と述べた。

非常はしごで乗客を避難誘導

 訓練では各部に分かれ、さまざまな被害を想定した。運輸部は、非常はしごで乗客の避難誘導、救護のほか、帰宅困難者に水や軽食、防寒アルミシートなどが入った備蓄品を手渡した。多言語が可能なタブレットを使い、訪日外国人に対応している。電気部は、軌陸車で架線などの電力設備の点検、倒壊した踏み切り警報器を復旧した。工務部は、レールスターで線路の被害状況を確認し、外れている線路を復旧。陥没した個所は、石を敷き詰めエンジン式タイタンパーで突き固めした後、補修個所をピンポイントに測定できるトラックマスターで軌道検測した。電車と線路の間に物が挟まったことを想定した車両部では、脱線復旧システムのルーカスで車体が傾かないよう水平を保ちながらジャッキアップし、搬送台車を車輪の下に入れるなど訓練した。
 若林久社長は「訓練はすべての部で取り組みが良かった。近年では、大規模な自然災害が増えている。従来からの経験や過去の歴史に基づく対応だけでなく、想像力を働かせ十分な防災体制を構築していく必要がある」と講評した。

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