西武鉄道は12日、東京都東大和市の拝島線玉川上水車両基地で総合復旧訓練を実施した。大規模災害での事故を想定し、早期復旧や乗客の安全を最優先にした実践的な取り組み。西武建設が、災害状況を確認するドローン飛行で協力したほか、東京消防庁の北多摩西部消防署や、姉妹鉄道協定を結んでいる台湾鉄路管理局などが参加した。
飯田則昭取締役常務執行役員鉄道本部長は「関連機関と連携して被害に対する適切な支援や、2次災害を引き起こさないことが重要だ。災害はいつ発生するかわからないため、この訓練で学んでほしい」と述べた。
若林久社長は「訓練はすべての部で取り組みが良かった。近年では、大規模な自然災害が増えている。従来からの経験や過去の歴史に基づく対応だけでなく、想像力を働かせ十分な防災体制を構築していく必要がある」と講評した。

