【玉野総合】名古屋港水族館とアカウミガメ プライマーを開発 DNA解析技術で生態系保全へ共同調査 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【玉野総合】名古屋港水族館とアカウミガメ プライマーを開発 DNA解析技術で生態系保全へ共同調査

 玉野総合コンサルタントは、生態系の保全などを目的に、名古屋港水族館と共同で環境DNA解析技術を利用した調査・評価手法の研究を行っている。
 同水族館から提供されたウミガメ類の血液サンプル、ウミガメ回遊水槽内の海水を利用し、アカウミガメを対象としたプライマーを開発した。

アカウミガメのプライマーを開発

 DNA分析にはプライマーが必要となるが、これまでアカウミガメのものはなかった。
 今後は、その有効性を確認するため、アカウミガメが生息する海域での検証などを実施する。研究結果は、洋上風力発電などの沿岸部の開発事業に係る環境アセスメント業務などへの活用を目指す。
 
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