4月18日まで参加受付/学校給食センターBTO/京都市WTO | 建設通信新聞Digital

5月1日 木曜日

関西

4月18日まで参加受付/学校給食センターBTO/京都市WTO

 京都市は1月31日、BTO(建設・譲渡・運営)方式のPFIを導入する「(仮称)京都市学校給食センター整備運営事業」の総合評価一般競争入札を公告した。WTOの対象となる。入札参加資格審査書類は4月18日まで、教育委員会事務局体育健康教育室全員制中学校給食推進担当で受け付ける。入札書の技術提案書の提出は5月29、30日と6月2日。7月18日に落札者を決める。
 参加資格は、設計、建設、工事監理、維持管理、運営の各業務を実施する企業によるグループ。
 設計担当と工事監理担当は、最低1社に2009年度以降に国や地方自治体などが発注した延べ3000㎡以上の新築工事とドライシステムの学校給食センター整備で各業務をそれぞれ元請けとして履行した実績があることなど。
 建設担当の代表企業は、建築一式工事の総合評定値が1000点以上で、国や地方自治体らが発注した延べ3000㎡以上の新築工事を元請けとして完成した実績があることなど。JVを結成する場合の構成員は総合評定値900点以上。
 事業範囲は、設計・建設(既存構造物の解体撤去を含む)、開業準備、維持管理、運営。予定価格は446億6942万2000円(税込み)。
 事業期間は、設計・建設が25年10月から28年6月まで。開業準備が同年7月から8月まで。維持管理・運営が同年8月下旬から43年7月まで。建設地は京都市南区吉祥院観音堂町42、100-4、43-1の面積1万5923㎡。用途地域は工業地域、建ぺい率は60%、容積率は200%(一部400%)。
 事業では、ドライシステムを採用する給食センター1カ所を整備する。
 調理能力は日量最大2万2000食。供給先は市内の中学校48校。
 PFIアドバイザリー業務はアトラスワークスを代表とするコンソーシアムが担当している。