
年を追うごとに1年が早く過ぎると感じる。小学校の6年間はなんと長かったことか。それと比べると、入社後の6年間は一瞬で過ぎ去ってしまった。永遠に続くと思っていた20代も終わっていた◆仕事を続け、年を取れば深みのある大人になれると思っていたが、そうでもないらしい。担い手不足がずっと「喫緊の課題」であるように、筆者の精神年齢も20代のままだ◆一方、世の中の環境は大きく変わっている。いつの間にか平成から令和となった。当分先の話だと思っていた建設業への時間外労働上限規制もあっという間に適用された◆将来、建設業界はどうなるのか。担い手不足に解決の糸口を見つけることができるのだろうか。筆者の人生にも希望が持たされるのだろうか。毎日、こんなことを考えながら生活している。