約170億で鴻池組/市役所新庁舎/明石市 | 建設通信新聞Digital

5月2日 金曜日

関西

約170億で鴻池組/市役所新庁舎/明石市

新庁舎の完成イメージ
 兵庫県明石市は14日、市役所新庁舎建設工事の総合評価一般競争入札で結果を公表した。落札者は鴻池組で、落札金額は169億8000万円(税別)。同社のみ応札していた。
 予定価格は170億3000万円(同)、低入札調査基準価格は153億2700万円(同)だった。参加資格や総合評価項目の審査は、大井史江武庫川女子大准教授、若本和仁阪大大学院准教授ら外部識者を含む選定委員会が当たった。
 規模は、S一部SRC造7階建て延べ2万1620㎡。免震構造を採用する。庁舎建築工事のほか、設備工事や既存棟の解体工事など含む。設計は、安井建築設計事務所が担当した。
 工事は3段階で実施する。下水道管の迂回(うかい)工事や仮設駐車場の整備、立体駐車場の解体などを経て本体工事に着手、最後に車庫棟などを建設する。工期は2029年9月10日まで。
 建設地は、同市中崎1-5-1の敷地2万2800㎡。