11月に事業者公募/体育館建替BTO方針案/八戸市 | 建設通信新聞Digital

5月2日 金曜日

北海道・東北

11月に事業者公募/体育館建替BTO方針案/八戸市

 青森県八戸市は、BTO(建設・譲渡・運営)方式を適用する体育館建替事業の実施方針(案)をまとめた。6月に成案化する。9月にPFI法に基づく特定事業に選定し、募集要項をまとめる。11月に事業者を選ぶ公募型プロポーザルを公告する予定だ。提案書類は2026年4月まで受け付け、6月に優先交渉権者を特定する。同年7月に基本協定、9月に本契約を結ぶ。設計・建設期間は26-31年度で、維持管理・運営期間は31-45年度までの15年間を見込む。
 参加形態は、複数企業で構成するグループで、建設担当または請負企業に市内の電気・管工事企業を含める。設計と建設担当の資格要件は、いずれも10年度以降に元請けとして完了した、延べ5000㎡以上と積雪寒冷地で延べ2000㎡以上の公共施設の実績など。
 新体育館は、バスケットボールコート3面分のメインアリーナと、同1面分のサブアリーナ、柔・剣道の試合場2面分の武道場、トレーニングルームなどで構成する。
 建設地は、売市字輿遊下3にある長根公園内の水泳プールとスポーツ研修センター敷地で、両既存施設の解体も含む。水泳プールの代替・追加機能は新体育館内に設けずに、園内に別途整備を検討する。
 事業者選定支援業務は日本総合研究所が担当している。