対話型調査3月21日まで受付/都市公園の魅力向上/千歳市 | 建設通信新聞Digital

5月2日 金曜日

北海道・東北

対話型調査3月21日まで受付/都市公園の魅力向上/千歳市

 千歳市は、都市公園などの魅力向上のためのサウンディング(対話)型市場調査を実施する。21日まで参加を受け付け、26日から28日にかけて個別対話を実施する。4月以降に実施結果を公表する予定だ。
 市内の都市公園は、施設の老朽化やライフスタイルの多様化などにより、維持管理にとどまらず新たな魅力の創出が求められている。
 調査では、総合公園や地区公園、近隣公園などの利便性を向上するため、飲食店や売店などの設置について、民間事業者から整備・運営の参入意向や事業アイデアを聞く。事業者公募の可否や、公募する場合の条件などを検討するための情報収集を目的とする。
 特に意見や提案を聞きたい公園として、青葉公園(真町、泉沢)、グリーンベルト(栄町4丁目ほか)、泉沢自然の森(泉沢)、遺跡公園(清流2丁目)、勇舞すこやか公園(桜木3丁目)、メムシ公園(根志越)、つばさ公園(泉沢)の7カ所を示した。その他、地区公園が2カ所、近隣公園は14カ所と挙げた。
 事業実施箇所は、公園内の駐車場や広場付近を考えているが、青葉公園については、公園の利用状況や自然環境への影響から、飲食店や売店を設置する場合、入り口広場、陸上競技場前、中央広場、冒険の森、ピクニック広場の5カ所を想定している。
 サウンディング調査の参加条件は、法人か複数の法人によるグループとする。
 提案内容は、事業コンセプト、施設概要や施設を設置する場合の業態と位置、規模、インフラ、営業時間、冬季の活用など。また、Park―PFI(公募設置管理制度)や設置管理許可制度など事業手法のほか、事業スケジュール、事業期間とする。事業期間は10年間(Park―PFIを活用する場合は20年間)を基本とし、工事と撤去の期間を含む。