建設技研JVと契約/天竜川ダム再編放流設備の検討/中部整備局 | 建設通信新聞Digital

5月2日 金曜日

中部・北陸

建設技研JVと契約/天竜川ダム再編放流設備の検討/中部整備局

 中部地方整備局天竜川ダム再編工事事務所は、「令和6年度天竜川ダム再編放流設備検討業務」の簡易公募型プロポーザルを実施した結果、建設技術研究所・ダム技術センターJVを特定し、10日に契約した。同JVのみが参加した。
 天竜川ダム再編事業でこれまで実施した基本設計と配置設計を基に、最適な増設放流設備を設計する。対象範囲は愛知県豊根村古真立千尋。履行期間は2026年3月20日まで。
 同事業は、佐久間ダムに洪水調節機能を新たに確保して放流設備を増強するとともに、ダム湖に流入する土砂をダム下流に還元する恒久堆砂対策施設を整備する。現時点の事業期間は31年度まで、総事業費は約790億円としている。