名古屋市住宅都市局は、名古屋駅と名駅南地区、ささしまライブ24地区を結ぶ名駅南地下公共空間の概算整備費に、2024年度基本設計段階の積算で約295億円を見込んでいることを明らかにした。事業費の内訳は本体工事が約234億円、動く歩道設置約26億円、支障移設約35億円。DB(設計施工一括)方式での発注を検討している。
26年度に整備事業者を選定し、27年度以降に詳細設計を進め着工する。32年度の完成を目指す。25年度予算案には事業費3500万円を計上した。整備事業者選定準備委託などに充てる。
基本設計によると、地下公共空間の延長は約300m、うち動く歩道は約200m。幅員は8.5m、高さは3.0m。出入り口は5カ所でエレベーター設置を基本とするほか、名古屋鉄道が計画する再開発ビルとの地下での接続も協議している。
地下公共空間は、地下街からのスムーズな動線確保や、下広井町交差点の信号待ちによる滞留や名駅通りによる東西分離の解消を目的としている。大規模地震発生時には退避施設としても機能する。
26年度に整備事業者を選定し、27年度以降に詳細設計を進め着工する。32年度の完成を目指す。25年度予算案には事業費3500万円を計上した。整備事業者選定準備委託などに充てる。
基本設計によると、地下公共空間の延長は約300m、うち動く歩道は約200m。幅員は8.5m、高さは3.0m。出入り口は5カ所でエレベーター設置を基本とするほか、名古屋鉄道が計画する再開発ビルとの地下での接続も協議している。
地下公共空間は、地下街からのスムーズな動線確保や、下広井町交差点の信号待ちによる滞留や名駅通りによる東西分離の解消を目的としている。大規模地震発生時には退避施設としても機能する。