
6歳の娘が一心不乱に机に向かっていると思っていたら、持ってきた紙に「わたしのSDGs」というタイトルで、「つかわない水はとめる」「みどりをふやす」と行動宣言を書いていた◆娘の成長に驚くとともに、テレビ番組やネット動画の企業CMなど子どもの目が触れるあらゆる場面でSDGs(持続可能な開発目標)をあふれさせることによる一種の洗脳に対してうら寒さを覚えた◆娘は、某職業体験施設で経験した“遊び”を家でもやってみたかったようだ。特定の言葉につかると6歳でも自然に言葉の意味を理解して行動につなげる◆そう考えると、建設業はまだPRが足りない。街中にインフラや建築物があふれているのに、建設業が目に触れることは少ない。子どもに覚えてもらうためには、もっともっと前に出なければ。