
2025年は三島由紀夫の生誕100周年である。あまりメディアで取り上げられていないのが少し寂しい。難解な作品が多い三島文学で、初めてでも読みやすいのは『潮騒』『夏子の冒険』あたりだろうか。ともに男女の恋愛小説である◆建設業の土日閉所が以前から求められている。これは男女の恋愛、結婚にも結び付く重要な問題ではないだろうか。建設業で働く男性が平日休暇、他産業の女性が土日休暇だった場合、お互いの自由な時間がかみ合わず、関係が続かなくなることもある◆わが国の少子高齢化に歯止めがかからない。国民の5人に1人が後期高齢者になる「25年問題」も大きな問題として懸念されている◆若者の恋愛、結婚そして出産を後押しするためにも、土日閉所は未来を左右するというのは過言か。