山形県尾花沢市は７日、市立尾花沢小学校新設工事（建築・設備一括）の一般競争入札を公告した。参加形態は県内企業３社によるＪＶ。参加申請書は２１日まで受け付ける。６月１１日に入札する。予定価格は５０億５３００万円（税別）に設定している。
　参加資格は、ＪＶ代表者が県の建築一式工事Ａ等級かつ総合点数１２００点以上で、２０１０年度以降に元請けとして国か地方公共団体が発注したＲＣかＳＲＣ、Ｓ、木造延べ４０００㎡以上の新・増築の建築一式工事の実績（ＪＶ実績は出資比率２０％以上）など。代表者以外の構成員は同８００点以上で、同じく延べ２５００㎡以上の実績（ＪＶ実績同）など。
　規模は、校舎棟がＲＣ造３階建て延べ５０９４㎡、体育館棟はＲＣ一部Ｓ造３階建て延べ１４４８㎡、交流棟は木一部Ｓ造２階建て延べ２８３８㎡、付属棟はＳ造平屋建て１８４㎡などで、総延べ床面積は９７２４㎡。児童数は約４４０人で、普通教室１７クラスや特別支援教室５クラス、特別教室のほか、ラーニングコモンズ、多目的教室、多目的ホールなどを設け、多様な学びに対応する。
　工期は２７年６月３０日まで。ただし、校舎は２６年１２月２８日までに完成させる。外構とグラウンド工事は別途発注する予定だ。設計は公募型プロポーザルで選ばれた鈴木建築設計事務所（山形市）が担当した。建設地は尾花沢字中新田の敷地約３.５ha。