横浜市の鶴ヶ峰駅周辺まちづくり/プラン作成へ調査・検討/相模鉄道連立事業と連携/5月14日まで参加受付 | 建設通信新聞Digital

5月8日 木曜日

関東・甲信越

横浜市の鶴ヶ峰駅周辺まちづくり/プラン作成へ調査・検討/相模鉄道連立事業と連携/5月14日まで参加受付

 横浜市は、相模鉄道連続立体交差事業が進む、鶴ヶ峰駅周辺でのまちづくり計画を具体化する。5月2日に「同駅周辺まちづくりプラン作成に向けた調査・検討業務委託」の公募型プロポーザルを公告した。プランには、連立事業による新たな駅施設の計画や、駅北西側での商店街を中心とした市街地再開発事業を活用したまちづくりの動き、駅地下化を踏まえた土地の有効活用、市有地への公共・公益施設の導入検討の動きのほか、歩行者動線や道路に関する視点も盛り込む。
 参加意向申出書は5月14日まで、提案書は6月4日まで受け付ける。同月13日にヒアリングを実施し、同月末にも受託候補者を特定する。7月上旬の契約締結を予定する。
 参加資格は、「建設コンサルタント等の業務」の細目「建設コンサルタント・都市計画・まちづくり」の登録があること。駅周辺のまちづくりに関する業務経験も求める。
 業務では、相模鉄道連立事業と連携したまちづくりを進めるため、土地利用などを検討し、新たなまちづくりプランの素案を作成する。
 概要は、前提条件の整理、方針や整備イメージ、推進体制・スケジュールなどを盛り込んだまちづくりプラン素案の作成、都市計画道路坂本鶴ケ峰線エリアの整備イメージ作成、連続立体交差事業跡地の活用検討。
 履行期間は2026年3月16日まで。履行場所は、主に旭区鶴ヶ峰2丁目。
 同エリアでは、14年に鶴ヶ峰駅北口地区再開発協議会が発足し、今後のまちづくりについて検討してきた。19年3月に「鶴ヶ峰駅北口周辺地区まちづくり構想」を策定、同5月には鶴ヶ峰駅北口地区まちづくり協議会を設立している。