8月1日から参加受付/水島地区公共施設再編DB/倉敷市 | 建設通信新聞Digital

8月28日 木曜日

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8月1日から参加受付/水島地区公共施設再編DB/倉敷市

 岡山県倉敷市は、設計施工一括(DB)方式を導入する「水島地区公共施設再編整備事業」の公募型プロポーザルを公告した。参加資格申請は8月1日から7日まで、企画財政局企画財政部公共施設再編整備支援室で受け付ける。企画提案書の提出は12月15日から19日まで。2026年1月30日または2月6日に予定しているプレゼンテーション・ヒアリングで優先交渉権者を特定し、2月中に審査結果を公表する。提案上限価格は66億5000万円(税込み)に設定している。
 参加資格は、設計、工事監理、建設の各企業で構成するグループ。個別の要件は、設計、工事監理が建設関係コンサルタント業務(建築設計)の有資格者で、1級建築士事務所の登録があり、延べ2000㎡以上の新築、改築に係る基本・実施設計、工事監理の実績など、建設が2社以上のJVで、代表者が建築一式工事1200点以上あり、延べ2000㎡以上の新築、改築の施工実績、構成員が同750点以上など。
 対象施設は水島公民館、水島児童館、水島図書館、水島支所(外構施設などに関係する部分に限る)。整備するのは、公民館、児童館、図書館を複合化した水島市民交流センターの新設、同センターと水島支所の外構施設などの整備、現公民館・児童館の解体、水島中学校グラウンド改修など。新設する市民交流センターの規模は、RC・S造、延べ4100㎡(階数は提案による)。
 業務範囲は、事前調査(測量、地質調査など)、基本・実施設計、解体撤去移設、建設工事、工事監理、その他事業実施に必要な業務。
 スケジュールは、26年3月に仮契約、6月に事業契約締結、29年3月設計・建設完了、同年7月一部供用開始、30年2月解体と外構施設などの整備完了、同年3月全体供用開始を予定している。