一宮市/最優秀提案は昭和/尾張一宮PA周辺区整調査 | 建設通信新聞Digital

7月10日 木曜日

中部・北陸

一宮市/最優秀提案は昭和/尾張一宮PA周辺区整調査

 愛知県一宮市は、「尾張一宮PA周辺地区区画整理事業調査業務委託」の公募型プロポーザルを実施した結果、昭和を最優秀提案者に特定した。11日をめどに、1億4514万円(税込み)を上限に契約する見込みだ。
 同市と岩倉市が計画する尾張一宮PAスマートIC(仮称)の設置を検討する尾張一宮PA周辺地区の土地区画整理事業に関する県との計画協議や市街化調整区域編入協議の必要書類作成、現況測量、区画整理設計などを委託する。履行期間は2027年3月24日まで。
 同地区では、産業や交流機能の立地誘導を図るため、組合施行による土地区画整理事業の事業化を目指している。3月に地権者などで構成する発起人会を設立した。
 事業範囲は約75ha未満。 業務代行方式による土地区画整理事業を想定する。 まちづくり基本構想案には、 物流拠点や産直市場、 先進農業工場などの設置を盛り込んだ。
 同スマートICは、 24年9月に国土交通省から新規準備段階調査着手箇所に選定された。 同年10月には中部地方整備局と両市が準備会を設立した。 早期の事業化を目指す。