8月19日まで参加表明/環境保健センター施設設計/山口県 | 建設通信新聞Digital

7月31日 木曜日

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8月19日まで参加表明/環境保健センター施設設計/山口県

 山口県は、「環境保健センター施設整備設計業務」の公募型プロポーザルを公告した。参加表明書は8月19日まで、総務部管財課施設マネジメント推進班で受け付ける。1次審査で5者程度を選定し、10月1日の期限で技術提案書の提出を求める。10月上旬に2次審査(ヒアリング)を実施し、同月中旬に委託候補者を特定する。
 参加資格は、建築関係建設コンサルタント業務A等級で、1級建築士事務所登録がある県内事務所の2者JV。
 業務内容は、同センター新築の基本・実施設計。履行期間は2028年3月末まで。
 同センターは、新型コロナウイルス感染症などの新興・再興感染症、水・大気汚染など、県民の健康危機への対応のほか、県の衛生・環境行政を支える中核研究機関。施設の老朽・狭あい化が著しく、今後の新たな健康危機に適切に対応するために新たな施設を防府市に移転新築する。
 基本計画では、▽新興・再興感染症の拡大等に備えた試験検査機能の強化▽災害時対応機能の強化▽環境問題への対応強化▽新たな課題に柔軟に対応できる人材育成--の四つを掲げている。
 建設地は防府市大字佐野地内の敷地約1万0800㎡。計画が進む県立総合医療センターの建設用地内を想定している。山口市内にある既存の葵庁舎と大歳庁舎の2施設の合築による諸室の統合・共有化のメリット、機能強化に必要な面積などを考慮し、規模は約6400㎡とした。構造、階数は基本設計の中で検討する。