静岡県は、富士地区(富士市、富士宮市)の公立高校の在り方に関するグランドデザインを策定した。地区内に9校ある公立高校を2033年度までに富士市3校、富士宮市2校の計5校に集約する。集約に伴う整備については、建て替えや移転新築など幅広く検討している。今後、関係校と意見を交わしながら、具体的な事業スケジュールをまとめる。
現在、富士市には富士、富士東、吉原、吉原工業、富士市立の5校、富士宮市には富士宮東、富士宮西、富士宮北、富岳館の4校がある。富士地域では38年度までに生徒数が約4割減少する見込みで、他地区への生徒流出も増加傾向にある。急激な生徒減少により、県立高校の小規模化がさらに進行するため、集約して1学年6-8学級規模を確保する。
地域課題である地域資源を活用した産業構造の多様化や新たな産業の育成、地域産業を担う若者層確保の解決を目指す。農業や工業、商業など富士地区の産業構造に適した専門的な学科の設置を検討しており、これに応じた施設・設備の充実を目指す。
現在、富士市には富士、富士東、吉原、吉原工業、富士市立の5校、富士宮市には富士宮東、富士宮西、富士宮北、富岳館の4校がある。富士地域では38年度までに生徒数が約4割減少する見込みで、他地区への生徒流出も増加傾向にある。急激な生徒減少により、県立高校の小規模化がさらに進行するため、集約して1学年6-8学級規模を確保する。
地域課題である地域資源を活用した産業構造の多様化や新たな産業の育成、地域産業を担う若者層確保の解決を目指す。農業や工業、商業など富士地区の産業構造に適した専門的な学科の設置を検討しており、これに応じた施設・設備の充実を目指す。